2010年3月23日火曜日

山崎製パンとドラッカー経営

日経ビジネス3月22日号に山崎製パンが特集されていました。


山崎製パンは国内パン市場の約4割を握り業界をリードしており、強い交渉力から「セブンイレブンに屈しない唯一のメーカー」といわれているそうです。

飯島延浩・現社長は、キリスト教信者であり、またドラッカー経営の信奉者でもあるという独特な人物であるようです。

飯島社長はドラッカーが存命であった頃、毎年一度はドラッカーと会って薫陶を受け続けてきたそうで、ドラッカー経営とキリスト教は両立するという考えを持つにいたったのだそうです。

といっても飯島氏の議論は単純で、ドラッカー経営で言う「使命(ミッション)は何か?」と問うことはキリスト教で言う「神の御心にかなう道」を目指すことなのだそうです。

ドラッカー経営というのは、「お天道様に顔向けできないことはしない」というまじめな経営ですから、言われてみると宗教的な原則と近い部分があるのかもしれません。



もともとドラッカー経営を実践する経営者はたくさんいます。

しかし、最近のドラッカーブームでそれを表明する人が増えているように思われます。

私が初めてドラッカーを扱ったセミナーを開催したのはドラッカーがお亡くなりになる半月前でした。

セミナーでドラッカーの話を聞いた人の多くは「ドラッカーってだれ?」という感じでしたが、その半月後に新聞に大々的にドラッカーの業績が発表されるのを見て、「いい話をしてもらった」と喜んでもらえたのを思い出しました。