2010年4月27日火曜日

雑誌原稿-簿記再入門

今、ビジネス雑誌の別冊で管理者向けの簿記再入門の原稿を書いています。

会計専門家ですから、比較的決算書を読むことは多いわけですが、財務担当者ではない管理者が知っておくべき簿記や決算書の知識は何がよいだろうかと思うと中々悩みます。

また執筆期間が10日に満たないという超緊急の依頼であったため、時間の制約にも苦しんでいます。

しかし、新たな目で簿記を見直す良い機会となったと思います。

全部で10項目、32ページの内容ですからある程度焦点を絞りました。
いくつか選んだポイントを上げる

・粗利益率の意味-ビジネスモデルのもうけの構造
・運転資金の意味-黒字倒産する理由
・値引きは安易にしてはいけない理由
・「給料の3倍稼いで1人前」の簿記的意味

などです。

例えばビジネスシーンで「運転資金」をいう言葉をよく使っていても、その金額の求め方を知らなければ管理者としては困るであろうとか、人の働き方の効率性の簿記的意味であるとかを知っておけば便利かなと思い、項目を決めていきました。

また原稿が仕上がったらご紹介したいと思います。