続きです。
41. 現場の長は、「いつも」ではなく「たまに」見る。
42. 情報管理こそ監督の仕事。
43. 身内から嫌われるのが監督という仕事。
44. チームリーダーという存在によって、競争心や自立心が奪われていくことは、組織に置いてリスク以外の何物でもない。
45. 自分の腹の中を読まれてはいけない。それがプロフェッショナルの仕事である。
46. 今日の戦いに全力を尽くさなければ、明日も来年もないだろう。常に全力を尽くすことは明日に希望を見出すことだ。
47. 自分を大成させてくれるのは自分しかいない。100回バットを振った奴に勝ちたければ、101回バットを振る以外に道はない。自分で自分を成長させた選手がレギュラーの座を手にしていく。
48. 自分から練習に打ち込んでいる間は、オーバーワークだと感じてもストップをかけるな。
49. いい結果が続いている時でもその理由を分析し、結果が出なくなった時の準備をする。負けが続いた時もその理由を分析し、次の勝ちにつなげられるような負け方を模索すべきだ。
50. 組織を預かるものの真価は、0対10の大敗を喫した次の戦いに問われる。
51. 勝負の世界では一番と二番は天国と地獄の差がある。
52. どんな仕事でも、目立つ成果を求めるのなら、それに見合ったバックアップが必要だ。
53. 模倣とは一流選手になるための第一歩だ。
54. 「初」には大きな価値がある。
55. 歴史を学ばないことはその世界や組織の衰退につながる。歴史を学ぶことは同じような失敗を繰り返さないことにもつながる。
56. レギュラー、つまりチームにとって必要な人材の甘えを断ち切っておく。
57. 自分の職場に「居心地の良さ」を求めるな。「目の前にある仕事にしっかり取り組む」と割り切るべきだ。
58. 極論から物事の本質を見直してみる。
59. 勝ち続けることに全力を尽くす。
60. 世の中がどんなにスピーディーになっても後進や部下の育成には必要な時間をかけなければならない。
61. 監督がひとつの方向性を明確に示さなければチームは動きようがない。
62. 「絶対的な基本」はあるが「絶対的な方法論」はない。
63. リーダーにとって大切なのは、仕事を引き継いでいくことよりも自分自身の方法論を部下に明確に示すこと。
64. リーダーは、自分の属する世界への愛情、情熱、変革しようとする意欲で選ぶのがよい。
(浅沼 宏和)