2010年7月23日金曜日

閑話休題-孫正義の語録

週刊ダイヤモンド2010年7月24日号は孫正義氏とソフトバンクの特集でした。
そこに孫氏の語録がありましたので、ご紹介します。


  • 「理念」で100年単位で何をやりたいかを立案して、「ビジョン」でいつ何処までやりたいかを立案。その後に戦略。
  • 300年先までソフトバンクは生き延びているはずだ。そのような仕組みを考えている。
  • 僕は日本のビルゲイツじゃなくて、世界の孫正義になりたいんですよ。
  • 地に足がついたことだけやっていても革命にならないんです。

  • 大きなことをするといつもこきおろされますが、数年で評価が変わるというのがパターンです。
  • 退却は進軍の10倍の勇気がいるんです。
  • 私は頭がちぎれるほど考えた。
  • 50年間、飽きずに全知全能をささげることができる仕事かどうかです。
  • 売上高を5年で100億円、10年で500億円にします。いずれは売上を豆腐のように1丁(兆)、2丁(兆)と数えたい。

最後の言葉は、孫氏が起業して間もないころに、二人いたアルバイト社員に熱く語りかけていた言葉なのだそうです。しかし、これを何度も聞かされているうちに二人のアルバイト社員はやめてしまったそうです。


私の知人の若手経営者にも似たような話があります。
4年ほど前にその会社が業況不振で事業規模を大幅に縮小し、社員が1人しかいなくなったそうです。

それでも毎朝たった二人だけの朝礼をやっていたそうで、ある朝1人だけの聴衆に向けて「3年後に社員300名の企業になる!」と力強く宣言したところ、翌日その社員から辞表を出されてしまったそうです。

その社長は飲食ビジネスとブライダルビジネスを拡大し、その言葉通り300名以上の企業を作り上げました。


高いビジョンを持つことの大切さがよくわかります。