閑話休題 「限界的存在になるなとはいっても‥」
限界的存在について6回ほど連載してきました。
いくら「中小企業は規模と黒字比率が比例します」とか、「一人当たり粗付加価値が大切です」とかいっても、現在の市場環境が大変ですからそうそう都合よく思い通りにはいきませんね。
よく承知しております。
しかし、まず基本的な知識から固めていったほうが経営のミスリードが少なくなると思うわけです。
経営環境が激変する状況について、ドラッカーは「乱気流時代」と呼びました。
ドラッカー主義の系譜を引くフィリップ・コトラーの近著では「カオティクス」と呼んでいます。
理論家たちも、こうした状況での振舞い方は主要なテーマにしています。
来年以降、私も理解を深めていきたいと思います。