ユニクロの柳井正氏は最初からドラッカー経営の信奉者ではなかったようです。
初めてドラッカーを手にしたのは大学生のころであったそうですが、記憶はほとんどないとのことです。
ジャスコの社員として社会人のスタートを切り、数年で実家の紳士服店とカジュアルショップを引き継いだ時に、わずか数名の社員のマネジメントにも苦労した時に改めてドラッカーを読んだのだそうです。
25歳のころだったそうですが、その時も感動するほどではなかったそうです。
その後、現在のユニクロの原型のビジネスを始め、いざ上場にまでこぎつけたころにドラッカーを読んだときに、初めてドラッカーの本当のすごさを理解することができたと述べています。