日経ビジネス2010.5.10号に平日のちょっとした贅沢にビジネスチャンスがあるという特集が組まれていました。
概要は以下の通りです。
・休日の消費は2007年を境に落ち続けている。
・逆に平日消費が活況を呈しつつある。
・注目は「平日のちょっと贅沢な消費行動」-“デイリープレミアム消費”
・ex.森永乳業のアイスクリーム「PARM」
・ex.サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」
・ex.浅野味噌の「ちょっと贅沢な味噌汁」
・平日のちょっと贅沢がうける背景には2008年秋のリーマンショック以後長引いている節約に対する消費者の疲れと飽きがある。
・ユニクロの2010年3月売上高が前年同月比で83%に落ち込んだ。これは消費者の節約志向の変化と見る向きが多い。
・ニトリも3月の売上高が5.4%減。
・逆に百貨店の売り上げ減少幅が縮小。長く続いた冬の時代に雪解けの兆しか。
あくまでも「兆し」といったレベルの話です。
しかし、これがトレンドになるのであればマーケティング戦略の立て直しを迫られる話となるでしょう。