2010年5月24日月曜日

上海旅行⑤

上海万博は日程の関係で半日の見学となりました。

見学当日の入場客は比較的多かったようですが、その前日、前々日は7、8万人程度にまで落ち込んでいたようです。

会場はとても広大で歩くのに一苦労です。また、会場は川をまたいで広がっているため、移動には船を利用する必要がありました。

私は時間を最大限活用するため、人気のあるパビリオンを避けて入場できるところを選んではいって行きました。

北朝鮮、イラン、韓国企業連合館、中国の宇宙開発関連、中南米の合同パビリオンの5つです。
時間制約のある中では効率的な回り方であったと思います。

中でも印象的であったのは北朝鮮と、韓国企業連合館です。

北朝鮮館は日本間の近くにあります。日本館があまりに人気であきらめた人たちが来ているという感じでした。

館内はピョンヤンの風景のパネルとその前にチュチェ(主体)思想のシンボル塔の模型があったり、噴水がある程度で高校の文化祭の少し大がかりな感じといった程度の展示です。
売店では北朝鮮のパンフレットや記念切手を販売していました。

しかし、その販売員が40代のエリート風の男性で、がっちりとした体格、鋭い目つき、日本語に堪能といった様子から特殊な仕事に関係している人物のように思われたのが記憶に残っています。

また、北朝鮮館のとなりにイラン館がおかれており、ブッシュ大統領が「悪の枢軸」と呼んだ2国が並んでいるという状況がなんだか不思議な感じでした。





韓国合同企業館は「サムソン館」と呼んでいい感じのものでした。
全館液晶やらLEDやらの技術を見せつける感じで徹底されており、サムソンの勢いを実感しました。







館内はとても幻想的な雰囲気でした。