ドラッカーの仕事論の2番目のキーワード「貢献」です。
貢献については7月29日のブログでも書きましたが、ポイントは責任です。
成果を上げるには自らの果たすべき貢献を考えなければならない。
手元の仕事から顔を上げ、目標に目を向ける。
組織の成果に影響を与える貢献は何かを問う。
そして責任を中心に据える。
『経営者の条件』より
また組織の成果は個人プレーではあげられないというのがドラッカーの基本思想でもあります。
貢献に焦点を合わせることが、仕事の内容、水準、影響において、あるいは上司、同僚、部下との関係において、さらには日常の業務において成果を上げるカギである。
『経営者の条件』より
これは野球やサッカーにおけるチームプレイの在り方を考えてみるとよりわかりやすくなると思います。
一日の仕事が終わったときに、「私は最終成果を上げるためにどのような貢献を今日行っただろうか?」と考えて、それを書き出してみると良いと思います。
意外に書けないと思いますが、それはつまり間違った仕事のやり方をしてしまった可能性があるということにつながると思います。