2010年8月6日金曜日

仕事のやり方

有能であった人が新しい仕事に就くと急に凡人になる。


彼らは新しい任務についても前の仕事で成功したこと、昇進をもたらしてくれたことをやり続ける。


そのあげく役に立たない仕事しかできなくなる。


彼らは無能になったのではなく、間違った仕事のやり方をしているためそうなっている。


                  『プロフェッショナルの条件』より



これは好成績によって昇格した人のための戒めですね。

任務が違えば仕事のやり方は違います。

新たな仕事については、そのあげるべき成果と貢献の在り方を考え直さなければなりません。

また、任務が同じでも状況が変わった場合には今までの仕事のやり方を根本的に見直さなければなりません。

昔の成功体験が忘れられず、その方法が陳腐化した後もいつまでもそのやり方にこだわり続ける人がいます。

どこかでそれに気がつかないとビジネスパーソンとして終わってしまいかねません。心しておく言葉ですね。