成果とは百発百中ではない。
百発百中は曲芸である。
成果とは、長期にわたって業績をもたらし続けることである。
『マネジメント』より
ドラッカー経営学の最重要概念の一つが成果です。
しかし、ドラッカーは成果について詳細な定義を行っていません。ですから、成果についてドラッカーが語ることから類推するしかありません。
上の定義からも、成果とは長期的視点に基づくものであることが分かります。
成果を上げる人たちは、気性や能力、職種や仕事のやり方、性格や知識や関心において千差万別である。
共通点はなすべきことを成し遂げる能力を持っていることだけである。
『経営者の条件』より
なすべきことを成し遂げるとは やるべきことをもれなく実行すること。細部に目が行き届いていること であると私は理解しています。
当たり前のことを当たり前にできることが成果能力であると思います。