昨日の補足です。こうして並べてみると厳しさがひしひしと伝わります。
・2007年から団塊の世代の定年が始まり、今後はますます労働者人口が減少するとともに、年金生活者の割合が増加する。
・販売先も労働者についても外国人市場に頼らざるを得ない。
・25~29歳の未婚女性が6割、30~34歳の未婚男性が5割弱(2009年)となり、離婚率の急増と相まって単身世帯が急増し、全世帯のおよそ半分が家族数2人未満の世帯(2009年)となる。
⇒ライフスタイルの激変
・介護年金問題が深刻化。
・小売業の最大のライバルはインターネットとなった。
⇒大手上場企業は最終消費者までITシステムで囲い込むようになる。
⇒下請・取引先や最終消費者までネットワークでつないで仕事をグループ全体で効率化(全体最適)を目指す時代
・政府自治体は少ない公務員数で行政コスト削減を目指していく。
・最近、業歴30年以上の「老舗企業」の廃業が目立つようになっている。
・黒字法人の割合は20%台にまで落ち込んでいる。
経営環境の変化は歴然としています。
昨日のまとめでも明らかですが、前とどのように変えていくかという視点が必要です。
進化論を唱えたダーウィンの言葉です。
強いものが生き残るのではない。変化に対応できたものだけが生き残るのだ。
(浅沼宏和)