時間管理の後半です。
・時間の使い方は練習で改善できるが絶えず努力しないと仕事に流される。
・システムの欠陥、先見性の欠如からくる時間の浪費がある。発見すべき兆候は周期的混乱。
・周期的に起きる混乱は予防するか、事務的に処理できる日常の仕事としてルーティーン化しなければならない。
・ルーティーン化とは判断力のない未熟練の人でも天才を必要とする仕事を処理できるようにすること。
・マネジメントが生き届いた工場は静か。良い工場は見た目に退屈。混乱が予防されていると劇的なことは何も起きない。
・人員過剰からくる時間の浪費がある。
・組織の上位者が1割以上の時間を人間関係などにとられているようなら人が多すぎる。
・組織構造の欠陥からくる時間の浪費がある。兆候は会議の過剰。
・会議は原則ではなく例外にしなければならない。
・自由になるまとまった時間はさほど多くはない。
・成果を上げるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。小さな時間は役に立たない。
・まず本当に自由な時間がどれだけあるかを計算する。次に適当なまとまりの時間を確保する。そして常に非生産的な時間が浸食していないか目を光らせる。
要するに時間をまとめて投入することが時間管理の基本です。まとめた時間は成果領域にあてがいます。
ドラッカー経営はこのように当たり前のことを高いレベルで行うことを求めるものです。
決して楽をしない取り組みをするということです。
(浅沼宏和)