成果を上げる習慣の一つ目。時間管理の前半部分です。
・成果を上げる者は仕事からスタートせず、時間からスタートする。
・何に時間を取られているかを知り、時間を管理し、得られた時間を大きくまとめる。
・時間の記録・整理・まとめるという3段階のプロセスが成果を上げる時間管理の基本。
・時間こそが普遍的制約要因。成果の限界を規定するのは最も希少な資源である時間。
・地位が上がるほど時間が足りない。
・仕事のほとんどは大きな塊の時間が必要。細切れでは意味がない。
・人と働くときには時間が必要。数分を使うことはかえって非生産的。
・知識労働者には自らの方向付けをさせなければならない。
・成果と業績を上げるには組織全体の成果と業績に焦点を合わせる。
・組織が大きいほど人事の意思決定が頻繁に必要。
・人は常に仕事については及第点であるにすぎない。
・創造と変革には膨大な時間が必要。短時間で行えるのはすでに知っていること、既に行ったことだけ。
・知識労働者が短時間労働ですむには、既存の枠にしがみつき、創造と変革を避けることが許される場合だけ。
・まず時間を記録する必要がある。
・時間の活用と浪費の違いは成果と業績に直接現れる。
ドラッカーはヒトという経営資源は時間と知識に分解できると述べています。
時間についての徹底的な検討が成果を上げる第一歩です。
(浅沼宏和)