強みの二回目です。
・業績は貢献、成果といった客観的事実によって評価しなければならない。
それには仕事を非属人的に規定、構築して初めて可能になる。
・人に合わせて仕事を構築するなら、組織は情実となれ合いに向かう。
・一流のチームを作る者は直接の上司や部下と親しくしない。仕事上近い人間とは距離を置く、孤高を保つことで多様性に富むチームを作る。
これらの内容にはドラッカーの仕事観が色濃く表れています。
「成果に目を向けて全力を尽くす」という言葉を、その通りに実行することは厳しい姿勢が必要だということです。
ドラッカーは仕事に対しては一切の妥協の余地がない厳しさを求めています。
(浅沼宏和)