教育テレビで深夜に「会社の星」という番組をやっています。
若手のビジネスパーソンが仕事や組織の中で成果を上げる方法をバラエティー感覚で情報提供するという番組です。
私も時々視聴しています。
先日、人事担当者が具体的なビジネスシーンにおける行動を評価するポイントを問題形式で回答する場面がありました。
少し面白かったのでご紹介します。
問1 企画書を作成途中に上司から「ちょっと見せて」と言われました。
A:「考えをまとめてから後でご報告します。」と返答する
B:「途中ですがいかがでしょうか。」と報告する
答え: Bが高い評価。ポイントは「柔軟な行動ができる人材」であること
問2 レベルが高すぎるプロジェクトを上司から任されました。
A:ダメもとで挑戦する
B:自身のスキルを冷静に判断し辞退する
答え: Aが高い評価。ポイントは「困難を克服する姿勢」を見せたこと
この問題と解答は、経営者やマネジャーの立場にある人なら迷うことなく同じ回答になるでしょう。
つまり初歩的なレベルの状況判断です。
しかし、こうしたレベルの判断についても駆け出しのビジネスマンの判断力を磨くという意味では良いのかもしれません。
実際に体験しなくても、こうした問題でシミュレーションしておくことは意味があると思います。
この番組を見ていて、こうした状況判断の事例を集めた基本行動マニュアルを作成してみようかと思いました。
事例を集めて体系的に編集するのは結構大変そうですが、考えてみたいと思います。