2010年10月10日日曜日

書評-「コトラーを読む」②

コトラーの続きです。




・企業を好きになると常連顧客となり、継続的に商品を買ってもらえる。


・顧客が「ごひいき」になる心理を顧客ロイヤルティという。

・既存顧客を維持し、中でも特に購入率や利用率が高い顧客を自社に引き付けることが経営安定には不可欠 -カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)

・CRMでは優良顧客には手厚いもてなしやサービスを提供する。



・マス・マーケティングとは、すべての人を顧客に想定してビジネスをすること。昔はモノ不足であったので、マス・マーケティングで良かったが、現在では市場の細分化が必要。


・市場の細分化(セグメント)とは、自社に最適な顧客を設定し、その顧客に向けた製品・サービス・販路・コミュニケーションを考えて効率を高める方法をとること。



・小さい市場やすき間市場では中小企業が有利になる。


・市場をさらに細分化し、顧客それぞれのニーズや好みに合わせて展開することを個別マーケティングという。


・ビジネスを成功させるには、顧客を明確に決めることが必要。うまくいかないビジネスは顧客設定があいまい。


・ビジネスをするとは、顧客がどんな、階層か、ライフスタイルか、性格なのかを考えること。


≪生活者の行動を読む視点≫
  • 日常品か非日常品か
  • 顧客が求めるベネフィット‥品質・サービス・利便性・商品供給のスピード
  • 使用量が多いか少ないか
  • そのブランドに愛着があるか
  • 商品に関心を持つか、欲しいか
  • 商品に関心があるか
  • 商品に対して友好的か敵対的か


(つづく)