私は昨年秋からドラッカー学会の会員になっています。
これはドラッカーの翻訳で有名な上田惇生先生を会長に迎え、ドラッカーを信奉する研究者・企業人・実務家など多数が参加している組織です。
けっこう有名な人や経営者等も参加しているので通常の学会より規模も大きいようです。
今回、学会の会報(といっても実質的に論文誌)に私が書いた論文を掲載させていただきました。
タイトルは
ドラッカーの経営戦略論にもとづいた新たな戦略マップの提案
(英題):A proposal of new strategic map based on the theory of Drucker's management strategy
です。
これは昨年日本会計研究学会の全国大会で発表したレジュメを論文に起こしたもので、締め切りに気付いてから実質5日で仕上げました。
なにせ短期間でまとめたので書いているときは不満足でしたが、レイアウトをきれいにしていただいたせいでとてもレベルが高く見えるようになりました。
ドラッカー学会の影響力のおかげで、会報が送り届けられた翌日にはこのブログのアクセス数が激増しました。
この論文でも例によって浅沼式のドラッカー戦略マップを紹介しています。
現在、このマップを実務で使っているのですが、とても使い勝手が良いので出版社に企画を持ち込んでいるところです。
私はこの戦略マップを活用し、洗練させながらドラッカー戦略の実践フレームワークを構築しようと試行錯誤しています。
出版の暁にはまたご紹介したいと思います。
(浅沼 宏和)