十条 公明正大、信賞必罰、完全実力主義の経営
・これは会社のモットーではなく、社員自身が実行しなければならないこと。
十一条 管理能力をアップし、無駄を徹底排除し、採算を常に考えた、高効率・高配分の経営
・売れているお店、派手な企業はあったとしても、儲かっていない企業である場合が多い。儲かる儲からないかの違いは「管理能力」の差。
・管理能力の質的アップをするためには「具体的な実行」が必要。
・採算面を考えていない人は多い。
十二条 成功・失敗の情報を具体的に分析し、記憶し、次の実行の参考にする経営
・ほとんどの人は成功した時も、失敗した時も分析しない。
・分析したあらゆる情報は次の実行のために役立てる。
十三条 積極的にチャレンジし、困難を、競争を回避しない経営
・チャレンジしないで成功した者はいない。
・物事には必ずチャンスとリスクがある。
・チャレンジには強い意志が必要。
・「狭き門」が近道であることが多い。
十四条 プロ意識に徹して、実績で勝つ経営
・勝てないプロには値打はない。
・プロは実績をあげねばならない。「努力している」「人並み以上やっている」という人は勘違いしている。
・80%は実績で、20%は人柄などその他の部分で評価する。お金をもらって仕事をするプロはそういうものだ。
・勝負して勝つ、あるいは最終結論で勝つのがプロ
十五条 一貫性のある長期ビジョンを全員で共有し、正しいこと、小さいこと、基本を確実に行い、正しい方向で忍耐強く最後まで努力する経営
・自動的に商売が繁栄するということは普通ありえない。経営者がビジョンや目標を持たないと商売はうまくいかない。
・長期ビジョンがない限り、サービスの本当の動機付けにはならない。
・成功する会社に共通しているのは、「正しいこと、小さいこと、基本」を徹底的にやりきっていること。
・やる以上は徹底すること。一見できているように見えても、ほとんどの会社はできていない。
・毎日毎日基本をあきるほどやることが成功の秘訣。