貢献に焦点を合わせることによって、自らの狭い専門やスキルや部門ではなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。
成果が存在する唯一の場所である外の世界に注意を向ける。
自らの専門やスキルや部門と、組織全体の目的との関係について徹底的に考えざるを得なくなる。
‥その結果、仕事や仕事の仕方が大きく変わっていく。
『経営者の条件』より
成果というゴールから「やるべきこと」、つまり貢献を考えるようになります。
それは「自分がやりたいこと」「できそうなこと」から考えをスタートさせることと正反対のことになります。
成果、責任、貢献を中心に据えるということは広い視野で仕事を見ることと同義です。
またこの広い視点からモノを見ることができなければ必然的に大きな成果は上がらないことになります。
成果、責任、貢献を中心にしているかどうかが有能なビジネスパーソンであるかどうかの分かれ目です。
(浅沼 宏和)