少ししか求めなければ成長しない。
多くを求めるならば、何も達成しない者と同じ努力で巨人に成長する。
『経営者の条件』より
ドラッカーの経営理論は大きく分けて、経営戦略論の部分と仕事を通じた成長の部分があります。
しばらく、このドラッカーの仕事論というべきものについて検討していきたいと思います。
ドラッカーは成長の可能性を決める基本は本人の志の大きさにあると考えます。
ビジネスパーソンは志の大きさに応じた成長をするものと仮定されています。
本人が、会社内レベルの成長を志すのか、社外でも評価されるレベルを目指すのか、業界で名が知れるレベルを目指すのか、全国に名が轟くレベルを目指すのか、これらいずれかによって、その後の成長に大きな差がでるというのです。