最後のイノベーション戦略は「総力を挙げて迅速に行うイノベーション」です。
勝つための戦略としては一番当たり前そうに聞こえますが、ドラッカーはこの戦略は当たるとでかいがはずれるとすべてを失う危険な賭であると考えています。
ドラッカーはイノベーションは「小さく始める」のが基本であると考えているわけです。
これは軍事戦略の世界では天才的な名将だけが使いこなせた難易度の高いものです。
具体的な例をあげると、桶狭間の戦いにおける織田信長の戦略がこれに当たるでしょう。
静岡県浜松市のコンサルタント・公認内部監査人・税理士の浅沼宏和です。ドラッカー経営を独自のスタイルで実践するコンサルティング・ファームを目指し、日々奮闘しています。