週刊ダイヤモンドのドラッカー特集で、1週間の活動を検討するシートが掲載されていました。
一般的に「マンダラチャート」と呼ばれる縦横3マスずつのマトリックス・シートの中央に「今週は何点だったか? 今週を一言で表現するとどうなるか?」という問いの答えを書く欄となっています。それを埋める前にその判断材料となる8個の要素を書くわけです。
その8個の要素とは以下のようなものですが、それぞれドラッカー流の仕事の管理法のカギとなる視点を集めています。
・成果‥今週の具体的成果は何ですか?
・集中(アクション)‥今週集中してやったことは何ですか?
・廃棄‥今週やらなくてもよかったことは何ですか?
・学び‥今週学んだことは何ですか?
・出会い(外への貢献)‥今週の価値ある出会い、貢献は何ですか?
・機会(情報)‥今週の有益情報・機会は何ですか?
・アイディア・ひらめき‥今週のアイディア・ひらめきはなんですか?
・改良・変革(勇気)‥今週改良・変革・勇気チャレンジしたことは何ですか?
これは、なかなか良くできています。当社の日報では、外部(顧客)との合意や気づき、社内での合意や約束、ヒヤリハットカイゼンという3つのブロックで報告することになっていますが、上記視点はそのための切り口として有益であると思いました。