決定後の状況が想定通りに進展することは少ない。
最善の意思決定さえ思わぬ障害にぶつかり、あらゆる種類の想定外の事態に遭遇する。
しかも、最も優れた意思決定さえ、結局は陳腐化する。
したがって、成果からのフィードバックがない限り、期待する成果を手に入れ続けることはできない。
『マネジメント』より
目標や基準が持つ意味はここにあります。
単純なことからスタートすれば良いと思います。
予定通りに行かないことが戦略が不要である理由にされることがよくありますが、アクションプランとしての理解が不足しているように思います。
そしてアクションプランは実行後のフィードバックがあって初めて意味を持つことになります。
フィードバックとは「うまくいかなかった」という事実に直面する作業でもあるわけで、心理的抵抗感があるものだと思います。
そこがハードルになるでしょう。
(浅沼 宏和)