仕事は常に何らかの形において組織化される。
職能別組織とチーム型組織のいずれかの設計原理に基づいて組織される。
職能別組織とチーム型組織の双方を必要とすることも多い。
『マネジメント』より
ドラッカーの組織論はこの二つのバリエーションとして組織を捉えているのです。
この二つは対極にある組織なので、調和させることは出来ず、せいぜいバランスを上手く取ることを行い続けることしかできないのです
職能別の場合には仕事の段階やスキルの間を仕事が動いていきます。人は動かないのです。
ところがチーム型の場合、仕事が固定されます。
各種のスキルとツールを持つ者が、ひとつのチームとしてビルの設計や研究開発などの仕事を遂行するとされるのです。
(浅沼 宏和)