2012年2月5日日曜日

リーダーシップとは責任

リーダーたることの第二の要件は、リーダーシップを地位や特権ではなく責任とみることである。

‥真のリーダーは、他の誰でもなく、自らが最終責任を負うべきことを知っているがゆえに、部下を恐れない。

ところが似非リーダーは部下を恐れる。

‥優れたリーダーは、強力な部下を求める。部下を激励し、前進させ、誇りとする。

部下の失敗に最終的な責任を持つゆえに部下の成功を脅威とせず、むしろ自らの成功ととらえる。


         『経営者の条件』より


マッカーサーはうぬぼれが強い人であったようです。逆に、リンカーンやトルーマンは劣等感を持っていたとのことです。

このようなタイプの違うリーダーたちに共通していたのは、まわりに有能な部下たちを集めていたことです。

えてしてリーダーは自分より凡庸な部下を集める傾向がありますが、ドラッカーは本当のリーダーはそのようなものではないといっています。


(浅沼 宏和)