2012年2月7日火曜日

リーダーと信頼

リーダーたる第三の要件は信頼が得られることである。

‥そもそもリーダーに関する唯一の定義は、つき従う者がいるということである。

信頼するということはリーダーを好きになることではない。常に同意できるということでもない。

リーダーの言うことが真意であると確信を持てることである。

それは真摯さという誠に古臭いものに対する確信である。

リーダーが公言する信念とその行動は一致しなければならない。

‥もうひとつ、古くから明らかになっていることとして、リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものである。


        『経営者の条件』より


ということです。

つまりカリスマ性がなく、好かれていない有能なリーダーがありうるということです。

リーダーは、リーダーシップを具体的な仕事とみて、責任を強く自覚し、一貫性のある真摯な姿勢をもつ必要があるのです。



(浅沼 宏和)