・認知度はたしかに重要だが売上と利益がすべてなのだ。消費者に買う理由を提供しなければならない。
・消費者の抱くイメージに新たな「次元」を追加し、商品本来の誰にでもわかるセールスポイントを超えた購買理由を増やし続けること。
・コカコーラは35種類の属性(次元)を使って買うべき理由を訴えた。
・市場セグメント化で非常に有効な方法は、まず消費パターンを見てグループに分け、グループごとにイメージやブランドの次元を考えること。
・ホテル業界は、ヘビーユーザーが収益源であることを理解している。
・昔は、「コカ・コーラについて顧客は知っているのだから、他に伝えられることはない」と考えていた。すでにビジネスとして成熟していて成長の余地はあまりない、と。なんという思いちがいか!!
・商品を常に再定義し、リフレッシュするのは骨の折れる仕事だ。買いたくなる理由を前に朝から晩まで考え続けることになる。しかし、あきらめてはいけない。なんとしてでもやりぬかなければならない。
・誰かがあなたの商品サービスを理解し始めたら、あなたは見直しに着手すべきである。
・モノを売るには、買いたくなる理由、経験したくなる理由、学びたくなる理由、食べたくなる理由を新たに示し続けなければならない。
・消費者の観察を怠ってはならない。彼らを理解し、買う気にさせる方法を次々に考えださなければならない。ゴールはあくまでも商品を買ってもらうことだ。
・コンパージョン率(潜在顧客が実際に商品を買う顧客に転換する割合)を意識する。
小売業では来店者数と購買者数の割合、ファーストフードではハンバーガーなどのメイン商品(低利益率)と付け合わせのポテト・ドリンク(高利益率)の割合
・あなたが売るものを買ってもらう一番の方法は、単純に買ってほしいと頼むことだ。
(浅沼 宏和)