・「言っておいたから」で済むと思うな
何事も必ず経過を確認し、対応していくことが肝要である。
上に立つ者は特に言いっぱなしであってはならない。
伝わっているかどうかを確かめもせず、できていないことを非難してはならない。
相互理解があってはじめてコミュニケーションができたということであり、
その人に言語力があるということになるのだ。
・楽天的に未来をとらえてうまくいくことをイメージせよ
人は自分の思うような人になる。
将来を悲観的に考えれば、そのような人生をたどるようになる。
幸せな生き方をするには、まず、良い自分の未来像を描くことだ。
・好奇心旺盛であれ
何かに興味を持とうとしないのは、
自らの成長を拒んでいるようなものだ。
自分の周りにあるすべての事象や人、自然に自分から飛び込んでいくことで、
今までとは違う世界を体験できるのは楽しいことではないか。
・済んだことは素直に認めよ
自分の犯した過ちに言い訳をしたりするのは、
人間としての成長を著しく阻害することになる。
間違えは誰にでもあること。
素直にそれを認め、なぜそうなったのかを考え、
二度と同じ失敗を繰り返さないことが大切なのだ。
・どうにもならないことを考えるな
世の中には自分の力ではどうしようもないことがある。
そのことに悩んだり、考えたりするのは愚の骨頂である。
そんな暇があったら、自分にできることは何なのかを考えるべきなのだ。
・一日一回自分を考える時間を持て
論語に「われ、日にわが身を三省す」とあるが三回とは言わない。
一回でいいから、今自分はなりたいような自分になる努力をしているか、
将来の目標に到達できるような行動ができているか、
人間として間違ったことをしていないかを考えれば、人生を過たずに済むだろう。
(浅沼 宏和)