拙著の第二弾が完成しました。
本日、出版社から著者献本分が送られてきました。
「ドラッカーが教えてくれた経営戦略シート」
中経出版 / 定価:1,500円+税
8月5日刊行予定。
書店には数日遅れで並ぶ見込みです。
前著である「世界一やさしいドラッカーの教科書」、
2004年に共著で分担執筆した「キーワードで読む経営学」と並べると感慨深いものがあります。
(浅沼 宏和)
2011年7月30日土曜日
閑話休題-黒川温泉の将来
先日、Shizuginshipのスタディ・ツアーで熊本・鹿児島に出かけてきました。
黒川温泉は平凡でさほど人気のない温泉地でしたが、地域の旅館の一致団結した取り組みで一躍全国区になったのです。
特に各宿にはそれぞれ自慢の露天風呂があり、それらの宿をめぐる湯めぐり手形を発行したことがブレークスルーのきっかけとなりました。
その黒川温泉の勝ちパターンは各温泉地にマネをされるようになっています。
現在はビジネスモデルの転換期に差し掛かっているということでした。
どのようにうまくいっているビジネスにおいてもイノベーションは必要ということでしょう。
(浅沼 宏和)
その中で、全国的に有名な黒川温泉の成功事例を聞く機会がありました。
特に各宿にはそれぞれ自慢の露天風呂があり、それらの宿をめぐる湯めぐり手形を発行したことがブレークスルーのきっかけとなりました。
その黒川温泉の勝ちパターンは各温泉地にマネをされるようになっています。
現在はビジネスモデルの転換期に差し掛かっているということでした。
どのようにうまくいっているビジネスにおいてもイノベーションは必要ということでしょう。
(浅沼 宏和)
2011年7月29日金曜日
ポーター「差別化」
競争戦略の本質は差別化である。つまり、意図的にライバルとは異なる一連の活動を選び、独自の価値を提供することである。
‥戦略の本質は活動そのものにある。同じ活動をライバルとは違うやり方で進めたり、競合他社とは違う活動に着手する、それが戦略である。
さもなければ戦略とはいっても、単なるマーケティング上のスローガンでしかなく、とうてい競争の舞台で通用するものではない。
ポーターの競争戦略の差別化とは単純に製品やサービスの目先を変えるといった意味ではありません。
自社の活動のすべての組み合わせの在り方を他社と違うようにするという全社的な取り組みを指しています。
これは拙著でまとめたドラッカーの経営戦略論と非常に近い考え方になります。
ドラッカーの場合、顧客創造の成果は市場と顧客、商品・サービス、そしてその間をつなぐ流通チャネルのバランスによって実現されます。
さらにこの成果の3つの領域はヒト・モノ・カネの投入とその独特の組み合わせによってもたらされます。この全体の在り方を他社と違うようにすることが経営戦略です。
かなり似ていますね。
(浅沼 宏和)
2011年7月28日木曜日
ポーター「戦略とは何か」
年々、ドラッカーに近くなってきている気がしています。
戦略の定義もちょっと変ったりしています。
戦略とは、企業としての活動の間にフィットを生み出すことである。
戦略が成功するかどうかは、多数のものごとをうまくやり(少数ではいけない)、しかもそれらを統合できるかどうかで決まってくる。
活動がお互いにフィットしていなければ、明確な戦略もありえないし、競争優位もまず維持できない。
ポーターは活動のフィットを特に重視するようになっています。
(浅沼 宏和)
ポーター「効率化と戦略の違い」
しかし、企業の側ではこの違いが十分に意識されていないため、戦略が不在のままになっているといいます。
ポーターは米国の商業印刷業界の例を取り上げつつ、次のように言っています。
‥こうした競争はオペレーション効率を絶対的に改善するものの、相対的な優位は誰も手にしない結果に終わる。
‥生産性の改善分は、ほとんどが顧客や機器供給業者に還元されてしまい、優れた収益性という形では残らない。
効率性を争う競争では企業同士が似てしまうため、結局どの会社も利益が得られないというのです。
‥戦略は同じものに収斂していく。そして競争は、すべての企業が同じ道をひた走る、誰も勝利を得られないものとなってしまう。
オペレーション効率のみに立脚した競争はお互いに傷つけるだけであり、競争を制限することでしか止めようのない消耗戦になってしまう。
ということです。
ポーターは80年代までの日本企業の躍進が効率性競争に勝利したことでもたらされたものであり、その後の失速は戦略の不在によるものと分析しています。
(浅沼 宏和))
2011年7月27日水曜日
ポーター「業界とは何か」
ここで問題となるのは「業界」とは何か?ということです。
一般的には、自動車業界、家電業界、医薬品業界といったくくりでいわれたりしていますが、ポーターは次のようにいっています。
互いに代替可能な製品をつくっている会社の集団―これが業界である
とすると、業界については色々な見方ができることになります。
たとえば同じ自動車であってもベンツとアルトでは「互いに代替可能な製品」とは言えないように思います。
ドラッカーはキャデラックのライバルはダイヤの指輪やミンクのコートであるという事例を取り上げていますが、この考え方からすると「ステータスシンボル業界」というものを考えることもできるでしょう。
ポーターの競争戦略論は一般的な知名度が高いため、安直な利用のされ方がなされているように思われます。
しかし、こうして概念を掘り下げていくと色々と考えさせるものであることがわかります。
ちなみに、私はポーター理論とドラッカー理論はお互いになじみやすいと考えています。
(浅沼宏和)
ポーター「競争戦略とは」
ポーターの戦略論は『競争戦略』と呼ばれています。
ポーターの著作から、その説明の部分を抜き出してみます。
‥企業がその属する業界を全体として分析し、業界の今後の変化を予測し、競争相手の特性と自社の競争上の地位を理解し、この分析を特定企業の競争戦略に練り上げるための分析技法を、広い視野から説明しようとした
競争の戦略をつくるということは、企業がどのような競争に突入しようとしているのか、目標はどこに置くべきか、それら目標を実現するにはどんなポリシーが必要か、これらについて、幅広い処方箋をつくることである。
要するに自社が戦う業界を分析し、その中での立ち位置を決めていこうというものです。
こうした考え方はポーター以前の経営学にはありませんでした。
それ以前の場合、資源をまとめ上げてどのように使うかという計画的な視点の経営学が主流だったのですが、ポーターの登場で経営学は大きく変わったのです。
(浅沼 宏和)
要するに同業者などといかにして競争していくかを考えることが経営戦略であるということです。
ポーターの著作から、その説明の部分を抜き出してみます。
‥企業がその属する業界を全体として分析し、業界の今後の変化を予測し、競争相手の特性と自社の競争上の地位を理解し、この分析を特定企業の競争戦略に練り上げるための分析技法を、広い視野から説明しようとした
競争の戦略をつくるということは、企業がどのような競争に突入しようとしているのか、目標はどこに置くべきか、それら目標を実現するにはどんなポリシーが必要か、これらについて、幅広い処方箋をつくることである。
要するに自社が戦う業界を分析し、その中での立ち位置を決めていこうというものです。
こうした考え方はポーター以前の経営学にはありませんでした。
それ以前の場合、資源をまとめ上げてどのように使うかという計画的な視点の経営学が主流だったのですが、ポーターの登場で経営学は大きく変わったのです。
(浅沼 宏和)
マイケル・ポーターの競争戦略論
ご承知の通りポーターは世界でもっとも有名な経営学者です。
一説によると経営学の三大権威は、マイケル・ポーター、ピーター・ドラッカー、そしてトム・ピータースであるそうです。
中でもポーターは学会においても並ぶもののない業績をあげて、ハーバード・ビジネス・スクールで史上最年少で正教授になっています。
彼の競争戦略論は影響力が大きく、「孫子以来の戦略家」とまでも言われているようです。
比較対象が2500年前の伝説的軍師であるところが、またポーターのすごいところです。
ポーターの理論は70年代後半から80年代にかけて特に注目を浴びていましたが、日本では最近特に再評価の流れができつつあります。
そのきっかけとなったのはワタミの社長である渡邊美樹氏が、座右の書としてポーターの著作をNHKで紹介したことだそうです。
ということで、これからポーターの著作の中から面白いところをちょくちょく紹介してきたいと思っています。
続けると際限もなくなりますので、並行していつものブログも書いていきます。
(浅沼 宏和)
2011年7月22日金曜日
ある経営者の名言⑧
・絶対あきらめない
「もうだめだ」「できない」というのは、実は自分の心が決めていること。
自ら限界を宣言してしまうようなものだ。
あきらめさえしなければ、知恵が湧いてきて必ず達成できる。
・世の中の流れを良く見る
時の流れを戻すことができないのと同様に、時代の流れ、うねりをとめることはできない。
だからといって、自分の信念を曲げて迎合しろということではない。
情報を取捨選択し、次はどうなっていくのか、良く観察し、
善処できる力を持たなければならない。
・世界の金持ちが次に考えていることは「人減らし」だ
世界人口が増え続けている。
いずれ食料不足が蔓延するだろう。
そんな少し先の世の中を読んで、
世界の数パーセントの富裕層が自己防衛で考えることは何か。
それは残酷のようだがどうやって人を減らせるかということだ。
・身なりの乱れは危険信号
髪を染めたり、髭を生やしたり、だらしのない服装にしたりすることで個性的だとか、
自己主張などと考えるのは間違いだ。
自由をはきちがえた身勝手にすぎない。
心の乱れ、弱さの裏返しともいえる。
よく人を身なりで判断してはいけないというが、
それは、人は身なりでその人を判断しがちなものだということのあらわれなのだ。
・一番先にやる
誰もやっていないことを最初にやるのは、勇気のいることだ。
難しいし、不安が付きまとう。
けれど、それをやらなければ、真の達成感は得られない。
最初にやった者しか獲得できないものがある。
二匹目のどじょうなどいないと思え。
・暇になると人間は腐る
仕事は忙しい人に頼めという。
暇な人間はろくな考えをしない。
それが習慣になって、さらに怠惰になる。
そして、最後には思考能力が停止する。
以上です。
これらは浜松のとある成長企業の創業者の語録です。
この会社はとても戦略的で、深く考えたマネジメントを実践しています。
さすがにこうした会社の経営者の言葉は奥が深くて勉強になります。
(浅沼 宏和)
「もうだめだ」「できない」というのは、実は自分の心が決めていること。
自ら限界を宣言してしまうようなものだ。
あきらめさえしなければ、知恵が湧いてきて必ず達成できる。
・世の中の流れを良く見る
時の流れを戻すことができないのと同様に、時代の流れ、うねりをとめることはできない。
だからといって、自分の信念を曲げて迎合しろということではない。
情報を取捨選択し、次はどうなっていくのか、良く観察し、
善処できる力を持たなければならない。
・世界の金持ちが次に考えていることは「人減らし」だ
世界人口が増え続けている。
いずれ食料不足が蔓延するだろう。
そんな少し先の世の中を読んで、
世界の数パーセントの富裕層が自己防衛で考えることは何か。
それは残酷のようだがどうやって人を減らせるかということだ。
・身なりの乱れは危険信号
髪を染めたり、髭を生やしたり、だらしのない服装にしたりすることで個性的だとか、
自己主張などと考えるのは間違いだ。
自由をはきちがえた身勝手にすぎない。
心の乱れ、弱さの裏返しともいえる。
よく人を身なりで判断してはいけないというが、
それは、人は身なりでその人を判断しがちなものだということのあらわれなのだ。
・一番先にやる
誰もやっていないことを最初にやるのは、勇気のいることだ。
難しいし、不安が付きまとう。
けれど、それをやらなければ、真の達成感は得られない。
最初にやった者しか獲得できないものがある。
二匹目のどじょうなどいないと思え。
・暇になると人間は腐る
仕事は忙しい人に頼めという。
暇な人間はろくな考えをしない。
それが習慣になって、さらに怠惰になる。
そして、最後には思考能力が停止する。
以上です。
これらは浜松のとある成長企業の創業者の語録です。
この会社はとても戦略的で、深く考えたマネジメントを実践しています。
さすがにこうした会社の経営者の言葉は奥が深くて勉強になります。
(浅沼 宏和)
2011年7月21日木曜日
ある経営者の名言⑦
・「言っておいたから」で済むと思うな
何事も必ず経過を確認し、対応していくことが肝要である。
上に立つ者は特に言いっぱなしであってはならない。
伝わっているかどうかを確かめもせず、できていないことを非難してはならない。
相互理解があってはじめてコミュニケーションができたということであり、
その人に言語力があるということになるのだ。
・楽天的に未来をとらえてうまくいくことをイメージせよ
人は自分の思うような人になる。
将来を悲観的に考えれば、そのような人生をたどるようになる。
幸せな生き方をするには、まず、良い自分の未来像を描くことだ。
・好奇心旺盛であれ
何かに興味を持とうとしないのは、
自らの成長を拒んでいるようなものだ。
自分の周りにあるすべての事象や人、自然に自分から飛び込んでいくことで、
今までとは違う世界を体験できるのは楽しいことではないか。
・済んだことは素直に認めよ
自分の犯した過ちに言い訳をしたりするのは、
人間としての成長を著しく阻害することになる。
間違えは誰にでもあること。
素直にそれを認め、なぜそうなったのかを考え、
二度と同じ失敗を繰り返さないことが大切なのだ。
・どうにもならないことを考えるな
世の中には自分の力ではどうしようもないことがある。
そのことに悩んだり、考えたりするのは愚の骨頂である。
そんな暇があったら、自分にできることは何なのかを考えるべきなのだ。
・一日一回自分を考える時間を持て
論語に「われ、日にわが身を三省す」とあるが三回とは言わない。
一回でいいから、今自分はなりたいような自分になる努力をしているか、
将来の目標に到達できるような行動ができているか、
人間として間違ったことをしていないかを考えれば、人生を過たずに済むだろう。
(浅沼 宏和)
何事も必ず経過を確認し、対応していくことが肝要である。
上に立つ者は特に言いっぱなしであってはならない。
伝わっているかどうかを確かめもせず、できていないことを非難してはならない。
相互理解があってはじめてコミュニケーションができたということであり、
その人に言語力があるということになるのだ。
・楽天的に未来をとらえてうまくいくことをイメージせよ
人は自分の思うような人になる。
将来を悲観的に考えれば、そのような人生をたどるようになる。
幸せな生き方をするには、まず、良い自分の未来像を描くことだ。
・好奇心旺盛であれ
何かに興味を持とうとしないのは、
自らの成長を拒んでいるようなものだ。
自分の周りにあるすべての事象や人、自然に自分から飛び込んでいくことで、
今までとは違う世界を体験できるのは楽しいことではないか。
・済んだことは素直に認めよ
自分の犯した過ちに言い訳をしたりするのは、
人間としての成長を著しく阻害することになる。
間違えは誰にでもあること。
素直にそれを認め、なぜそうなったのかを考え、
二度と同じ失敗を繰り返さないことが大切なのだ。
・どうにもならないことを考えるな
世の中には自分の力ではどうしようもないことがある。
そのことに悩んだり、考えたりするのは愚の骨頂である。
そんな暇があったら、自分にできることは何なのかを考えるべきなのだ。
・一日一回自分を考える時間を持て
論語に「われ、日にわが身を三省す」とあるが三回とは言わない。
一回でいいから、今自分はなりたいような自分になる努力をしているか、
将来の目標に到達できるような行動ができているか、
人間として間違ったことをしていないかを考えれば、人生を過たずに済むだろう。
(浅沼 宏和)
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